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2017/07/23

わもんな言葉140-聖(ひじり)

2017年10月1日(日)・2日(月)、「第5回輝くあなたに逢うわもん会in伊勢」が開催されます。「輝くあなたに逢うわもん会in伊勢」のはじまりは2013年。そして毎年10月1日・2日に開催され、今年2017年で5回目を迎えます。

これまでは、わもんの黒帯さん限定で開催されていましたが、今回は5回目という節目でもあり、どなたでも参加が可能です。
(今後また黒帯さん限定講座と戻るかどうかは未定です。)

見どころの最後として、黒帯さん向けかもしれませんが、やぶちゃんの玄(えん)宣言について触れたいと思います。



わもんの黒帯には段位があります。黒帯初段からはじまり七段まで、そして名人となりますが、その名人も名人初段から七段まであります。さらにその後「匠(たくみ)」「聖(ひじり)」「玄(えん)」と続きます。

わもんの宗家、創始者であるやぶちゃんは「匠」からスタートし、現在は「聖」です。そして今回、伊勢の地で「玄(えん)」を狙うと宣言しました!

やぶちゃんが「匠」から「聖」になったのが、3年前。場所は同じく伊勢。第2回輝くあなたに逢うわもん会in伊勢でのことでした(参照「わもんな言葉90-伊勢」「わもんな言葉99-素を聞き直にする」)。

やぶちゃんがわもんのトップランナーであり、段位の制定者でもあるため、聖を認定してくれる人はいません。そのため、やぶちゃんは「どうなったら聖に認定だろう」と考えた結果、自分では認定できないため、次のような現象が起これば聖認定ということにしました。

たとえば山手線に乗っているときや新幹線のホームにいるときなどに、見知らぬ方から突然、「どなたか存じませんが、聞いていただきありがとうございます」などの声をかけられるという現象です。やぶちゃんは、その現象が1日10人続けば、聖認定と自ら決めました。

そう決めてから、やぶちゃんの聖への修行がはじまります。電車の中で乗客の一人ひとりに心の中で声をかけてみたり、近くにいる方々全員に、南京玉すだれのように意識を飛ばしてみたり、試行錯誤が続きます。

そして、少しずつ兆候が現れてきます。例えば黒帯心徒塾で部屋の奥にいるとき、近づいてくる黒帯さんのなかには、やぶちゃんに近づくだけで涙がこぼれそうになったりする方が現れはじめました。2014年9月、やぶちゃんは自らに聖の推薦を打ちました。

そして同年10月1日・2日の2日間、第2回輝くあなたに会うわもん会in伊勢が開催されました。

その1日目、ゲストスピーカーの上田比呂志さんとのトークセッションの際、上田さんから「かくありたい」との言葉が出ます。やぶちゃんは、その言葉・その音から上田さんの声なき声を聞こうとして、深く潜るでなく、「もっとあたたかい方へ」と下方ではなく上方へと向かいます。それとともに、上田さんの言葉が「かくありたい」から、「削ぎ落とす」「解き放つ」と出てきましたが、それから先はやぶちゃんには聞こえなくなったということです。来年には聞けるようになることを上田さんと約束し、トークセッションは終了しました。

その翌日、神宮の正式参拝がありました。全員での正式参拝後、やぶちゃんのところに上田さんが「おりてきました」と声をかけます。

「あなた(やぶちゃん)に伝えてほしいとのことです。この方にはお役目があります。素を聞き直にするお役目です」

「わもん、だ」とやぶちゃんは思います。そして「もしかして、天照大御神さまから聖の認定をもらったのではないか」とも。五十鈴川にかかる橋を渡るとき、自然と涙が出てきたそうです。

しかし、聖認定には、やぶちゃんが自分で決めた基準がありました。まだ現象は起きていません。そのことを上田さんに伝えたところ、上田さんは形相を変え、「それは違います!」「それはあなたの自我です!」。その言葉を聞き、やぶちゃんは自分の自我を認め、あり方を改めました。

その後、上田さんと本間先生を交えたトークセッションにて聖の認定を述べました。その場にいた黒帯さん全員も満場一致での「聖」認定です。

聖認定から3年。今年2017年、「第5回輝くあなたに逢うわもん会in伊勢」で、やぶちゃんは「聖」の先、「玄(えん)」を狙っていきます。そのために現在も「魂聞心」を磨き、「マントラ」を極め続けています。

さあ、どのようなドラマが待っているのでしょうか。そして、どのような歴史がつくられるのでしょうか。

今回、ブログのタイトルを「聖(ひじり)」としているのは、「聖(ひじり)」についての文章量が多いことと、「玄(えん)」についてはすでに「わもんな言葉」で取りあげているためです(参照「わもんな言葉35-玄」「わもんな言葉42-玄(えん)」)。

第5回輝くあなたに逢うわもん会in伊勢」について、お申し込みやお問い合わせについては、公式ページをご確認ください。